アロマがふつうに好き
20年ほど前だったか、アロマテラピーに興味を持った。
なんかおしゃれっぽい感じがしたから。
精油を集めて、本を購入して、楽しんでいた。
が、ほどなくして飽きた。
見切りをつけたという感覚でもあった。
きちんとやるなら時間も出費もそれなりにかかるものであり、そこまで本気にならなくてもいいや私は。
と思った。
現在は、常に2〜3種類の精油を持っていて、週に何度か焚く。コスメに配合されているのもそそられる。
細く細く、続いているとも言える。
なんかおしゃれーなノリはなくはない気もまだするが、特段悦に入るでもなく、ましてや気負いもない。
たぶん、ふつうに好きなだけなんだろうと思う。
アロマに限らず、あらゆるジャンルにおいて素敵な人々がウェブには溢れている。
手帳も化粧も料理もインテリアも。
でもそういう方達は、たとえプロでなくともきっとそこに物凄い情熱を注いでいる。もし自分にそれだけの熱がないのなら、同レベルにならないのは当たり前なのだから、自分はこの程度で十分だというラインを引いておくのは悪くないと思う。
昨夜久々にラベンダーの恩恵を実感した。
焚いてもいまいち香らないハズレオイルを、バームに垂らして手と首に適当に塗って就寝したら、横になった身体から力が抜けていくのがよく分かって大満足だった。